「恋劇でもしも○○が××だったら…」 疑惑編中盤にかけて、上のようなパラレル企画で見たいもののアンケートを実施しました。 1位は、「恋劇キャラが性転換したら」でした。 ということで、ここでは恋劇キャラが性転換したらどうなるかを考えていこうと思います。 キャラ容姿をそれぞれ性転換させるだけではいまいち面白みもないので、ここでは、 キハルとアキラの性別が逆だったら、「宿らせ恋劇」はどういうお話になっていたのか? ということを語っていくつもりです。 「宿らせ恋劇」は、男女の扱いの差が顕著な作品です。 コンセプトとして「男性→女性を守るもの」「女性→男性を支えるもの」という構図が根底にあります。 ですから、コンセプトをそのままに、主役二人の性別を変えると、お話ががらっと変わってきます。 そこを強引に、なるべく本編と同じ流れになるよう、ストーリーを構築していきます。 私のストーリーメイキングの一片をお楽しみください(笑)。 ※基本文字です。漫画にするには、ちょっと話が長くなりそうなので…。 ↓ GO! ↓ ○出会い編○ ●キハル&アキラ メイン二人のビジュアルは以下のようにしてみます。 割とそのままですね。 美少女は何人いてもいいけど、イケメンは数を絞らないと飽和する。 というのが私の個人的な意見です。 アキラは、イケメンというよりは、可愛い顔の男子って感じでしょうか。 初見ではまず、キハル♀の恋愛対象には入りません。 アキラがキハルのことを好きになるエピソードは、ほぼそのままでも構いませんが、 流石に、アキラ♂は泣いてはいないと思います。 本編と大きく変わるとすると、キハルの手が出る早さでしょうか。 1幕だけで、5発くらいアキラは殴られる羽目になりそうです。 変態はそのままだから仕方がない。 ●学園勢&慈天&里利由(おまけで服部兄・舞風ミチル) コメントしたい奴だけ解説します。 左のあざといツインテールは深山です。 深山のキーポイントは「異性から騒がれる」「キハルが羨みつつ小馬鹿にする特性」。 キハルがグラマーでキツめ女子なら、彼女は萌え系でバ可愛いビジュアルになります。 左のジャージ女子→十六夜。やっつけなのに結構かわいい。 後ろのでっかい貞子みたいなのが飯島。非モテ代表です。男の時より暗いです。 中央やや左の眼鏡男子→委員長。委員長は男になると…発狂しない木村会長になります。 自制心を強く保とうとしているけれど、きっとキハル♀の胸を一番良くチラ見するのは彼です。 その右→皐月。ほとんど変わりません。むしろ何が変わるの?というレベルです。 中央でゲームしてる→ねね。中身はあんまり変わりません。 中央後ろ、背高め女子が、木村会長。性格は、そのまま発狂メルメン女子…なんですが、 彼は「キハルが特に妬まない特性持ち」ということで、少しだけ大柄なお姉さんタイプにしておきます。 深山の女性化でも通用するビジュアルですが、キハル相対で考えたときには、こうなるのです。 中央右手前→飛沫。女子の時よりチャラいですね。 中央やや右の黒髪男子→かぐや。ヘアスタイルを大きく変えました。 女子の時の髪をそのまま短くすると、地味過ぎて苛められっ子の印象が変わらないということ、 何よりキハルが、「変わってしまった」かぐやと距離をあける理由になりづらい。 ので、雑誌に載っているようなイケメンヘアーにしてみました。 まあ…もっとも…男女反転の恋劇では、かぐやはいらない子だと思うんですけれども。 それについては、後ほど。 その右隣→里利由。誰。 「底抜けに明るい、クラスの中心」なので、小柄設定を取り払い、本編でいう中村にしました。 ぬいぐるみ似合わない! もっとも、この反転恋劇では、里利由の性別は女の子のままがいいと思います。 本編より、キハルの親友としてしっくりきます。 そうなると、先生・真伝の性別も変わらないことになりますが。 右→服部兄とミチル。この二人は役割が入れ替わります。 服部姉がBL好きお姉さん。ミチルが、ゲーム製作者ですね。 「HERO MAKER」の脚本書いたのは、ミチルのままですが。 右下→三馬鹿。 皐月を苛めてる事実は変わりませんが、女子なのでキハルにボコられることはなさそうです。 キハルは、捻くれたフェミニストなので、女性化しても、女の子に手は挙げられないです。 (男子に手をあげる回数は、転換後の方が増えている気はするが) ●HERO MAKER 基本的に、劇中劇は男女反転無理です。 おばさん博士と、女ヒーローだと、路線も大分変わりそうですね。 メットをかぶる例のエピソード、女子だと更に異質です。 ●Half この物語も、男女反転は無理です。 王子様と女騎士だと、ストーリーに弊害が多すぎてですね。 ウイジオだけは男性化できます。 でも、そうすると、バイセクシャルは、シュンリンの設定になります。 病んでる上に男好き……そんなシュンリン気持ち悪すぎます。 冒頭に書いたように、第1幕では、キハルが姫を、アキラが騎士を順当に演じることになります。 が、6幕以降は、本編と同じように、キハルが騎士を演じないとのちの展開に響きます。 なんとしても、キハルにシュンリン、アキラにフーリュ姫をあてがいます。 ここでは、「自分が騎士を演りたい」と、キハルがアキラに、我儘をぶっこくことにしましょう。 その為にも、キハル♀のキャラ付けのお話をします。 (ストーリー先行でキャラを作っていく派なので、「こういう行動を取らせたい」というとこから人格を構築します。) 彼女は、女の子らしい可愛い名前(花華)がコンプレックスな女子。 自分には、女の子っぽいことがとことん似合わないと思い込んでいる女の子です。 プライドが高く、媚びることが嫌いなのですね。 そして、何より「男性に守られる」のが我慢ならない。 (重要) 自分より小柄で年下の男子にかばってもらうお姫様なんてやってられっか!ってとこでしょうか。 …アキラの立場が……弱いです……。 ちなみに、「能力」を持つのはキハルのままだと思います。 コンセプト的にはアキラにしたいんですが、本編通りに進まなくなっちゃうので。 独走編へ |